中高齢寡婦加算の仕組みと手続きについて説明しています

中高齢寡婦加算の仕組みと手続きについて説明しています

 

中高齢寡婦加算は遺族厚生年金をもらっている人のほか一定の条件を満たせばもらえます

 

夫を亡くし、再婚していない女性について、40歳から65歳の間に限って年金額を加算する制度が中高齢寡婦加算です。この給付をもらえるのは遺族厚生年金をもらっている女性に限ります。さらにこれ以外にも一定の条件を満たさなければなりません。遺族基礎年金の対象になる子がいない場合は、夫が死亡した時点で40歳以上65歳未満になっていることが条件になります。

 

 

子がいる場合は40歳になった時点で、遺族厚生年金と遺族基礎年金をもらっていて、その後子が遺族基礎年金の対象外になったために、遺族基礎年金をもらえなくなったことが条件になります。

 

昭和31年以前に生まれた女性の人は経過的寡婦加算をもらうことが出来ます

 

中高齢寡婦加算をもらうための手続きは住所地にある年金事務所で行えます。また、もらえる条件を満たしている人は、遺族厚生年金の手続きをする時に同時に手続きをしてもらえます。経過的寡婦加算の金額は年額585,100円(平成28年)になっています。65歳になるともらえるひと自身が老齢基礎年金をもらえるようになるため、中高齢寡婦加算はもらえなくなりますが、昭和31年3月以前に生まれた人は、これに代わって経過的寡婦加算がもらえるようになります。

 

 

これは昭和61年の年金制度の改正によって昭和31年以前に生まれた女性は老齢基礎年金のもらえる金額が少なくなる場合が出来たためです。ですからこの救済策ということで中高齢寡婦加算でもらっていた金額と同じだけの年金がその後も継続してもらえるようになります。

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