臓器提供の意志がある、他殺、自殺伝染病で死亡した時は

故人が臓器提供や献体を希望していた場合は

 

臓器提供の希望者は臓器提供意思表示カードを持っています。臓器提供の意思表示をしている患者が主治医に死亡と診断されると、家族へ臓器提供の説明を受けるかどうかを聞かれます。説明を希望すると、移植コーディネーターが呼ばれ、説明を受けた後家族の意思決定を迫られます。ここで臓器提供を希望すれば移植を受ける患者が選ばれ摘出手術に入ります。

 

 

手術時間は臓器にもよりますが5〜6時間で遺体が家族の元へ戻ります。一方献体とは白菊会などの組織に登録し、医学研究のため大学の人体解剖実習用に遺体を提供することです。献体は死後48時間以内に行うので、それまでに葬儀、告別式を済ませます。解剖実習後火葬され遺骨の状態で家族のもとに戻ります。遺骨が戻るまでに1〜3年かかります。

 

死因が他殺や自殺の場合死亡診断はどうなる

 

他殺や自殺などで死因がはっきりしないときは、事故死と同様に警察による検死が必要です。警察から許可が出るまで遺体を動かせません。他殺の場合にはさらに司法解剖に回され死因を調べます。その後、監察医によって死亡診断書にかわる死体検案書が交付されます。検死はすぐに終わるとは限らないので、その時間によって死体検案書ももらえず、なかなか葬儀が行えないこともあります。

 

 

伝染病等で死亡した場合は

 

法定伝染病によって死亡した場合遺体を自宅や葬儀場へ移すことができません。病院の霊安室で焼香や礼拝を済ませたら速やかに火葬が執り行われます。その後遺骨を持ち帰り葬儀、告別式を行うことになります。通常は死後24時間以上たたなければ火葬はできないことが法律で決められていますが、伝染病での死亡のケースは例外になります。

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